この記事では、選択肢タイプ別エロゲーの紹介・選択肢の意味について考察していきます。
自分の好きなタイプの選択肢エロゲーがこの記事を読めば分かります。最後まで御覧ください。
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目次
エロゲーの選択肢について考えてみる
エロゲーの選択肢についての考察は以下の通りです。
- エロゲにおけるゲーム性
- 選択肢の種類
- 選択肢の持つ意味合い
- 自分で選択してみましょう
それぞれ紹介していきますよ。
(1)エロゲーにおけるゲーム性
エロゲにーおけるゲーム性とは「選択肢」です。現在のエロゲーの大半は紙芝居と揶揄されるほどにゲーム性が薄れてきています。シナリオやエッチシーンばかりが注目され、ゲーム要素が薄くなっているのです。
その薄くなったエロゲーにおけるゲーム性の中で、唯一”ゲーム要素”を楽しめる点が「選択肢」ということになるんですよね。
選択肢からその後の展開を想像してニヤニヤするのもエロゲーの面白さの大事な要素
— yamashita (@kibinagon1211) January 12, 2013
次からその選択肢の種類を紹介していきますよ。
(2)選択肢の種類
エロゲーの選択肢の種類は以下の通りです。
- ルート分岐する
- 好感度が上下する
- フラグを立てる
- CGの差分が見られる
- 直後のテキストが変化する
- 直後のエピソードが変化する
- 意味がない
(1)ルート分岐する
エロゲーの選択肢の種類、ルート分岐とは、共通ルート終了後(もしくは終了直前に)どのヒロインを選ぶかの選択肢が出現し、該当ヒロインの個別ルートへと分岐する選択肢です。
(2)好感度が上下する
エロゲーの選択肢の種類、好感度が上下するとは、選択肢を選ぶごとに好感度が上下し、共通ルート終了時、一番好感度の高かったヒロインの個別ルートへ突入パターンですよ。
(3)フラグを立てる
エロゲーの選択肢の種類、フラグを立てるとは、その名の通り、後のゲーム展開を占う選択肢のことを示します。フラグを立てることで、特定の選択肢が出現するかしないか、特定のヒロインのルートへ入れるかどうか、特定の展開を見られるかどうかなどが決まってきますよ。
(4)CGの差分が見られる
エロゲーの選択肢の種類、CGの差分が見られるとは、エッチシーンにおいて「中に出す」もしくは「外に出す」といったCGシーンを選択することを示します。
(5)直後のテキストが変化する
エロゲーの選択肢の種類、直後のテキストが変化するとは、ルート分岐やその後の展開には影響せずに、直後のテキストだけが変化する選択肢です。
(6)直後のエピソードが変化する
エロゲーの選択肢の種類、直後のエピソードが変化するとは、誰と過ごすか、どこへ行くかなど、直後のエピソードが変化する選択肢ですね。
(7)意味がない
エロゲーの選択肢の種類、ルート分岐とは、どの選択肢を選んでも、同じ答えになる特に意味のない選択肢です。しかし、「意味がない」ことへ「意味を持たせている」場合もあります。
(3)選択肢の持つ意味合い
エロゲーにおける選択肢の持つ意味合いとは、ゲームを主観的に楽しむことができる点にあります。ポイントしては以下の通りです。
- 自分で選ぶ
- ゲーム画面は常にヒロイン
- 展開が変わる
エロゲーの醍醐味は、シナリオを進めてヒロインとゴールインする点にあり、その選択肢を自分で選ぶことが楽しさであると言えます。
また、ゲームの画面に表示されるのは自分ではなく、常にヒロインとなることが自分視点となり主観的に楽しめる点でもありますね。
そして、その目の前にいる相手に対して自分が選んだ選択肢で、展開が変わるからこそ、エロゲーの「選択肢」とは主観的に楽しめる意味合いを持つのです。
(4)自分で選択してみましょう
今まで選択肢の種類や意味を解説してきました。その内容を踏まえて、エロゲーを自分で選択してみましょう。
百聞は一見にしかずという言葉があるように、巷では「エロゲを読むよりも小説を読んだほうがいい」という声もたまに聞きますが、エロゲにはエロゲの良さがあるのです。
それは自分で選択をすることで運命を変えられる点や、ご褒美なエッチシーンを見ることができること。
また、シナリオの中で極めて重要な選択肢があることなど、エロゲは選択肢ありきで成り立っている点が多々あります。
外野の声は一度無視して思いっきり選択肢を選んで選んで選びまくり、エロゲーを楽しんでみましょう。
エロゲのシナリオ構造/ルート分岐について
次に、エロゲのシナリオ構造/ルート分岐について紹介をしていきます。おすすめのエロゲーも併せて紹介しますね。内容は以下の通りです。
- 一本道型
- キャラゲー型
- グランドエンディング型
- ムカデ型
- 複合型
それぞれ解説していきますよ。
(1)一本道型
エロゲのシナリオ構造/ルート分岐の1つ目は、一本道型構造です。この構造は、ゲーム開始からエンディングを迎えるまで、選択肢およびルート分岐がないタイプのものがこれに分類します。
最近増えているロープライス作品は、基本的には選択肢なしの一本道が多いですね。
次から「一本道型」構造に存在するルート分岐を紹介していきます。「一本道型」構造におけるルート分岐は以下の通りです。
- デッド・オア・アライブ型
- フォーク型
- ループ型
それぞれ紹介していきますよ。
(1)デッド・オア・アライブ型
一本道型シナリオのルート分岐、デッド・オア・アライブ型は、途中に選択肢が出現し、選択を間違えるとバッドエンドに直行する構造です。
ちなみに抜きゲーでは、バッドエンドだけではなく、選択肢を誤ると寝取られたり陵辱されたりという活かし方があります。
デッド・オア・アライブ型のおすすめエロゲーは、「エデンズリッター 淫悦の聖魔騎士ルシフェル編 破格版」です。
この作品は、バトルシーンにて選択肢を誤ると、敗北エッチシーンとなりバッドエンドに直行してしまう構成となっていますよ。
(2)フォーク型
一本道型シナリオのルート分岐、フォーク型は、ストーリー終了おまけのアナザーエピソードや、各ヒロインのエピローグを見れる構造です。
フォーク型のおすすめエロゲーは、「枯れない世界と終わる花」ですよ。
この作品は途中に選択肢が出てきますが、基本は一本道の構成で、最後に各ヒロインのエピローグをみることができます。
(3)ループ型
一本道型シナリオのルート分岐、ループ型は、同じ(似たような)ストーリーを何度か繰り返した後に、ゴールにたどり着く構造ですね。
(2)キャラゲー型
エロゲのシナリオ構造/ルート分岐の1つ目は、キャラゲー型構造です。この構造は、共通ルートが終わると、選択肢が出現し、各ルートに分岐する構造です。
もしくは、共通ルートでの選択肢の積み重ねにより、一番好感度の高いヒロインのルートに入るタイプもありますよ。
各ヒロインに平等に個別ルートが用意されているため、キャラゲーに多く見られる構成ですね。
次から「キャラゲー型」構造に存在するルート分岐を紹介していきます。「キャラゲー型」構造におけるルート分岐は以下の通りです。
- ヒロイン贔屓型
- 柱型
- 平行型
- 選択型
それぞれ紹介していきますよ。
(1)ヒロイン贔屓型
キャラゲー型シナリオのルート分岐、ヒロイン贔屓型は、個別ルートの力の入れ具合や、ルート自体の長さに差がある構造です。
魅力的なヒロインに効果的に力を入れることができれば称賛され、魅力的なヒロインなのにルートが短かったりするとディスられるという、プラスにもマイナスにも作用する構成ですね。
ヒロイン贔屓型のおすすめエロゲーは、「ノラと皇女と野良猫ハート2 −Nora, Princess, and Crying Cat.−」ですよ。
この作品はパッケージヒロインはおまけ扱いもいいとこなのですが、力を入れていたヒロインのルートが好評だったため、作品自体も高い評価をされています。
(2)柱型
キャラゲー型シナリオのルート分岐、柱型は、共通ルートが何種類かあり、そこから個別ルートにつながる構造です。
柱型のおすすめエロゲーは、「遥かに仰ぎ、麗しの」ですよ。
この作品は最初に分校系ルートか本校系ルートに分岐しまして、そこから各ヒロインのルートに分かれます。
分校系ルートも本校系ルートも、どちらも違った毛色ながら良い出来で、非常に評価の高い人気作ですね。
(3)平行型
キャラゲー型シナリオのルート分岐、平行型は、共通ルートがなく、最初から各ヒロインのルートを選択できる構造ですよ。
対象となるヒロインと一対一で接する時間(個別ルート)が長くなることを好む人には最適な構造ですね。
平行型のおすすめエロゲーは、「Making*Lovers」ですよ。
この作品はプロローグ時点でキャラクター選択をし、あとはひたすら個別ルートが続きます。
軽快なやりとりやニヤニヤできるイチャラブ描写により、好評を博した作品ですよ。
(4)選択型
キャラゲー型シナリオのルート分岐、選択型は、最初から見たいエピソードを選択していく構造です。
そのエピソードの選択によって個別ルートに入るというタイプの作品も存在しますよ。
何もかもを自分で選べる楽しさがありますが、時系列がバラバラになる可能性があったり、攻略が面倒くさかったりマイナスに作用する可能性もありますね。
選択型のおすすめエロゲーは、「Lowすぺっく!? 〜オレと年下妹(カノジョ)とせいきょ〜いく!〜」ですよ。
この作品は、ロリ系のエロゲーで最高ですね。エピソードの選択次第で、時系列がバラバラになる特徴があります。
(3)グランドエンディング型
エロゲのシナリオ構造/ルート分岐の3つ目は、一本道型構造です。この構造は、共通ルートがあり、個別ルートに分岐。個別ルートを全部見ると、グランドルートやトゥルーエンドを見れる作品です。
グランドエンディング型のおすすめエロゲーは、「この青空に約束を」ですよ。
この作品は、各キャラクターの個別エピソードもいいのですが、その後のグランドルートがまた格別の青春ゲーですね。
次から「グランドエンディング型」構造に存在するルート分岐を紹介していきます。「グランドエンディング型」構造におけるルート分岐は以下の通りです。
- ロック型
- アナザーエンド型
それぞれ紹介していきますよ。
(1)ロック型
グランドエンディング型シナリオのルート分岐、ロック型は、特定のヒロインのルートだけロックされていて、条件を満たさないと入ることができない構造です。
または、特定のヒロインのルートをクリア後に、追加ルートが入ってくる作品もありますよ。
(2)アナザーエンド型
グランドエンディング型シナリオのルート分岐、アナザーエンド型は、クリア後に別のエンディングが追加される構造です。
このタイプは、一度クリアして最初からゲームを開始すると、途中に選択肢が追加されており、その選択肢からアナザーエンド(トゥルーエンド)を見るのことができるんですよね。
(4)ムカデ型
エロゲのシナリオ構造/ルート分岐の4つ目は、ムカデ型構造です。この構造は、共通ルートの途中に出現する選択肢によって、個別ルートに突入したり、別のルートに入ったりする作品です。
他の「型」に分類されない作品は、このムカデ型に分類されますよ。
次から「ムカデ型」構造に存在するルート分岐を紹介していきます。「ムカデ型」構造におけるルート分岐は以下の通りです。
- 脱落式型
- 枝分かれ型
- フローチャート型
それぞれ紹介していきますよ。
(1)脱落式型
ムカデ型シナリオのルート分岐、脱落式型は、ヒロインが途中で脱落する構造です。
共通ルートで、あるヒロインにスポットがあたり、そのヒロインとのエピソード終了後に個別ルートへの選択肢がでてくる、ヒロインの個別ルートに入らなかった場合は共通ルートが続いてきます。
途中でヒロインが脱落するので名前の通り「脱落式型」ですね。
脱落式型のおすすめエロゲーは、「スワローテイル −あの日、青を超えて−」ですよ。
この作品は、メインルートが秀逸です。個別ルートが薄い印象を受けるのですが、それはメインルートを引き立てるための設計だと考えています。
(2)枝分かれ型
ムカデ型シナリオのルート分岐、枝分かれ型は、図の通り、ムカデ型をより複雑にした構造です。
(3)フローチャート型
ムカデ型シナリオのルート分岐、フローチャート型は、ムカデ型を極限まで複雑にした構造です。
このタイプは、作品内で「フローチャート」を見ることができ、ルート分岐を視覚的に把握できるのような気遣いをされているケースが多いですね。
ありとあらゆる展開を見ることができるのは楽しいのですが、攻略が物凄く難しいのがデメリットになる可能性もあります。
フローチャート型のおすすめエロゲーは、「あくまで、これは〜の物語」ですよ。
この作品は、数多くのバッドエンドを乗り越えてエンディングを目指しますが、とにかくそのルートの多さが圧倒的でした。
(5)複合型
エロゲのシナリオ構造/ルート分岐の5つ目は、複合型構造です。この構造は、今まで紹介してきたすべての要素が入っていたり、それに該当してなかったりする非常に複雑な構造ですね。
複合型のおすすめエロゲーは、「ソーサレス*アライヴ! 〜the World’s End Fallen Star〜」ですよ。
この作品は、複雑でした。進み方のイメージは以下の通りです。
- 共通ルートへ
- 個別ルートへ
- 個別ルート全閲覧
- 新たな共通ルート突入
- 各ルートごとのエンディングを迎える
前半と序盤で展開が一転して非常に楽しむことができますよ。
まとめ:自分がおもしろいと思う選択肢のエロゲーを楽しもう!
以上、選択肢タイプ別エロゲーの紹介と選択肢の意味についても考察をしてきました。最後に今回紹介した内容を振り返ってみましょう。
- エロゲにおけるゲーム性
- 選択肢の種類
- 選択肢の持つ意味合い
- 自分で選択してみましょう
- 一本道型
- キャラゲー型
- グランドエンディング型
- ムカデ型
- 複合型
今回の記事をきっかけに、エロゲー選択肢の世界にハマって頂けると幸いです。